Q&A

Q. 小高塾は小高塾長ひとりで運営されていると聞きましたが、本当ですか?
A. 教材作成・印刷や、塾生答案の成績作成、答案・成績にたいする指導は、塾長ひとりで行っています。教材を発送する封筒への宛名ラベル貼りと、その封筒に教材を封入する作業には、平成22年度から別のスタッフも参入しています。
Q. どうして塾長ひとりで小高塾を運営しているのですか?
A. 大半の受験対策講座で多いパターンは、科目別にその学問を専門とする大学教員が講座を担当するというものです。塾長も国試受験生のときにはそのような対策講座の助けを借りました。その種の対策講座は、「知識」の伝達という意味では正確かもしれませんが、「受験対策」の伝達となると話は変わってきます。各担当者はそれぞれの学問の専門家ですので、おのおのに一定のこだわりがあり、互いを尊重し合いますので、一定程度の受験対策を共有するという点では充分でないところがあります。「正確な知識を知っていること」が「試験に合格できること」に必ずしも直結しません。受験対策上「知識」の伝達はもちろん大事なのですが、それにもまして重要なのが、「一貫した受験対策」の伝達になります。その中には、「メンタルケア」も含まれます。個々の受講生の日々の勉強状況の進行に合わせて同じ人がこまめに各受講生を一貫して見守っていき、時々の状況に合わせてアドバイスを行っていくことが、試験合格にとってとても大切になります。このところ、お一人の先生が受験対策書を執筆されたり、お一人の先生だけで受験対策講座を担当する場合が出てきているのは、同じ理由からだと推察されます。
Q. 試験全科目のそれぞれの専門家でもない塾長がひとりで作成した教材は信用できるのでしょうか?
A. 小高塾は「受験対策講座」であって、試験全科目のそれぞれの「学問研究講座」ではありません。また小高塾は各科目の学問の専門家が苦労して作成した試験過去問題を活用した受験対策講座なので、塾長ひとりで教材を作成することが可能です。ただし、試験過去問題を教材として活用する上では、複数の過去問題解説集や試験全科目の各種市販講座テキスト、複数の受験対策講座書籍も参考にし、それらを活用しても不明な点は、全国の各科目担当専門家の助力を仰いでいます。信用できないようなテキストを小高塾が使っているとしたら合格実績は出せません。
Q. 試験全科目それぞれの制度改正に塾長ひとりで敏感に対応できるのでしょうか?
A. 介護保険法制定や障害者自立支援法制定のような大きな新法の制定は別として、試験問題は細かい制度改正にある程度敏感ですが、それらの制度改正が改正後にすぐに出題されるとは限りません。ただし改正後数年間は要注意です。大きな新法の制定については基本テキストや参考書が多数出ますので、塾長でも対応可能です。細かい制度改正については、上記のような程度であれば、塾長ひとりでも充分に対応可能です。それに、制度改正をある程度知っていることは大切なことですが、試験合格の基本は制度改正されていない基本的な事項をしっかり押さえていることです。